やろうやろうと思っていたマグザムのリアブレーキパッドを交換しました。天候に恵まれず、また、いろいろとハプニングもあり、5日間もかかりました。
▲左はウイルズウイン のプーリー(装着予定)、右がブレーキパッド(デイトナ ハイパーパッド 1,592円)
いつものように、ちゃちゃっと外装を外して、サービスマニュアルの通りに、キャリパーサポートボルト×2本を外すが、
▲リアブレーキパッド交換
▲キャリパーサポートボルトを外した図
これでブレーキキャリパーを外せるとのことだが、わずか5mm程度動くだけで、ぜーんぜん外れない!
分解したあとにわかるが、ブレーキパッドの突起がピストンにハマってるためです。
プラスチックハンマーで叩くとか情報もありましたが、どこをどう叩くのか分からず。
この際、外せるもの外す方向で、ブレーキキャリパーブラケットも外すことに。
▲ブレーキキャリパーブラケットを外すには、マフラーを下方にずらす必要あり
あくまで下方に少しだけ移動できればいいので、マフラーそのものを外す必要はない。
▲取り外した、ブレーキキャリパーブラケット。やったぜー!
パッドの中央下部に突起があります。これがピストンの凹みにハマって外れないわけです。なんだよ、これ、フロントのブレーキパットにはないのに。
▲やっと取れたブレーキキャリパー
▲パッドの比較。残りわずかでした。というか、あと数日でディスクを削ってたところ。
走行23746kmですので、2万キロ位の寿命でしょうか。
そして、今回、購入した特殊工具がこれ。
▲ピストンを回すための工具(アマゾンで888円、税・送料込み)
ブレーキピストンを押し戻すための工具を持っているんですが、フロントと違ってぜんぜん押し戻せない。やはりピストンを回してあげる必要があるらしい。
最初はラジオペンチで挑戦しましたが、ラジペンは壊れそうになるわ、手は痛いわで半周で断念。速攻でアマゾンでポチりましたわ。
▲ピストンの凹みにはめて回す特殊工具でごわず。
ブレーキパッドの突起もこの穴にハマります。そのため、サービスマニュアル通りに外せないというわけですな。
ラジオペンチからT型レンチになって、楽勝だぜ!と思いきや、途中から回らなくなる。
▲なんと特殊工具の突起がブレーキキャリパーに引っかかってる!
ということで、2時間ほどかけて、4箇所の突起を切断しました。おかげで、目立てヤスリがボロボロになりました。
▲加工後(頑張りました)
切れない金ノコしかなくて、目立てヤスリでギコギコと・・・。
▲今度は引っかからないぜ!
ということで、T型レンチでピストンを回しながら戻して、交換完了しました。
この後、ブレーキマスターシリンダーから液が漏れてることを発見しました。あーぁ。ブレーキフルードって、ボディに付いちゃいけない系じゃなかったけ?
マグザムのブレーキパッド交換のメモ
- グリスは2種類必要→パッド用とピストン用(シリコン)
- ピストン戻し用の特殊工具が必須
- ピストンを戻すとブレーキマスターシリンダーから液が漏れてくる→事前にウエスを準備
- サービスマニュアル通り、ブレーキキャリパーサポートボルトを外しただけでは、ブレーキキャリパーは外れない→ブレーキキャリパーブラケットも外す必要あり
- ブレーキキャリパーブラケットを外すには、マフラーを下方に動かす必要あり→外すのではなく下方にずらすだけでよい
▲23746km
次回予告。
ウイルズウイン のプーリーに交換する予定。
モノは買ってある。