屋敷女
l'intrieur (2007)
スプラッター系でかなりキテると評判のフレンチホラー『屋敷女』を鑑賞した。フレンチホラーといえば、『ハイテンション』や『マーターズ』など、一癖ある作品を思い出すが、今回はあまりヒネリ的な要素は少なく、直球スプラッターという感じ。
『ベティ・ブルー』のベアトリス・ダルが容赦ない殺人鬼を演じるとふれこみだが、自分に免疫があるのか、期待ほどではなかったかな。(観る人によってはかなりくるかも)
邦題の『屋敷女』から、勝手に『ヘルレイザー2』(←DVD/BD化熱烈希望)のジュリアさんを思い浮かべていたが、だいぶ路線が違った。内容は「一人暮らしの妊婦を襲う謎の女」である。ベアトリス・ダル演じる謎の女がとにかく容赦なく殺しまくる。なんの躊躇もなく次から次へとやっちゃう姿は、まるで『13日の金曜日』のジェイソンである。ここまでくると気持ちいい。
胎児の映像が出てきたところで、『インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~』を予感させるが、『屋敷女』の方が救われる。
最後まで観てわからなかったのが、結局事故ったのはどっちなんだ?