カルです。
2022年3月から90ヴォクシー(S-Z ガソリン FF)に乗ってますが、今回、車の買い替えを検討したので、備忘録として記載しておきます。
- 検討のきっかけ
- 次はSUVを希望
- 車にほしい機能
- ハイブリッドSUVの比較
- トヨタ・ヴォクシー HYBRID S-Z E-Four ⇒公式サイト
- トヨタ・カローラクロス HYBRID Z E-Four ⇒公式サイト
- トヨタ・ヤリスクロス HYBRID Z E-Four ⇒公式サイト
- トヨタ・ライズ HYBRID Z ⇒公式サイト
- ダイハツ・ロッキー Premium G HEV ⇒公式サイト
- スバル・クロストレック Limited ⇒公式サイト
- 比較検討の結果
- タイヤ&ホイールについて
- 後席シートヒーターについて
- 追記 2023年6月23日
検討のきっかけ
今回の買い替え検討のきっかけは、トヨタの営業さんから、
「いまならヴォクシーの下取り価格が高いので買い替えるならチャンスです!」
というもの。
実は昨年、登り坂で滑った(結果、後ろをぶつけた)ので、次の車は4WDがほしいと話をしていたので、提案してくれたようです。
- 現ヴォクシー(S-Zガソリン)の下取りは265万円(これ高いの!?)
- 買い替え候補は、ヴォクシーS-ZハイブリッドE-Four(約500万円)
- ヴォクシーハイブリッドの納車に1年半かかる
- 1年半後のローン残額は180万円(下取りして+85万円)
- 追い金100万円を用意することで、月々4万円×96回(現在より+1万円)
しかし、頭金100万円&月々の支払いが1万円増というのは正直キツイ。しかも、同じヴォクシーの乗り替え(ガソリンFF→ハイブリッド4WD)ってことで新鮮さもない。
ということで、別車種で車格を下げれば「頭金なし&月々支払い変わらず」でいけるんじゃないかとなり、検討してみました。
次はSUVを希望
どうせ4WDにするのなら、SUVがよかろうと、ハイブリッドの4WDで検討してみた。
- トヨタ・ハリアー(2.5Lハイブリッド)…… 高価なので対象外
- トヨタ・RAV4(2.5Lハイブリッド)…… 高価なので対象外
- トヨタ・カローラクロス(1.8Lハイブリッド)…… 検討対象
- トヨタ・ヤリスクロス(1.5Lハイブリッド)…… 検討対象
- トヨタ・ライズ (1.2Lハイブリッド)…… FFだけど検討対象
- ダイハツ・ロッキー(1.2Lハイブリッド)…… ライズと一緒
- スバル・レックス(ハイブリッドなし)…… 対象外
- スバル・クロストレック(ハイブリッドなし)…… ガソリン車なので対象外
スバル・クロストレックはストロング・ハイブリッドがないので検討対象外。
なお、トヨタ・ライズはハイブリッドにするとFFしかないけど、試乗したら例の「魔の坂」を難なく登れたので候補に入れてます。
車にほしい機能
次の車でほしい機能をまとめてみた。(トヨタの名称です)
- ハイブリッド(理想は全固体電池まで待ちたいが、ガソリン高騰が辛い)
- 4WD(地元は坂道が多すぎるし、リセールもよい)
- レーダークルーズコントロール(ACC:追従型は最高!)
- レーントレーシングアシスト(LTA:安心してコーヒーが飲める)
- アダプティブハイビームシステム(AHS:夜の視認性が確実にUP)
- ブラインドスポットモニター(BSM:気付きのきっかけになる)
- パノラミックビューモニター(ゲーム感覚で便利)
- シートヒーター(後席もあれば完璧)
- ステアリングヒーター(もはや寒冷地仕様(PTCヒーター)は不要)
以下、なくてもいい機能
- デジタルインターミラー(コンパクトな車体なら不要かなー)※
- パワーウインドウの全席オート機能(運転席以外は手動が多い)
- ヘッドアップディスプレイ(サングラスをすると見えなくなる)
- レーンチェンジアシスト(LCA:85km/h以上なので使いにくい)
- アドバンストパーク(駐車支援:使えない時がある)
※デジタルインナーミラーは、ドラレコ機能付きが理想。トヨタではハリアー以外は設定がないので、社外品で検討をする。
ハイブリッドSUVの比較
ということで、ヴォクシーハイブリッドも含めて、4車種で比較表を作ってみた。
- トヨタ・ヴォクシー HYBRID S-Z E-Four
- トヨタ・カローラクロス HYBRID Z E-Four
- トヨタ・ヤリスクロス HYBRID Z E-Four
- トヨタ・ライズ HYBRID Z (FF)
ハイブリッドSUVの比較表
ヴォクシー | カローラクロス | ヤリスクロス | ライズ | 考察 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
グレード | HYBRID S-Z E-Four | HYBRID Z E-Four | HYBRID Z E-Four (AHS装備) |
HYBRID Z (ADB装備) |
||
駆動方式 | E-Four | E-Four | E-Four | 2WD | ライズだけFF | |
エンジン | 2ZR-FXE (1.8 L) | 2ZR-FXE (1.8 L) | M15A-FXE (1.5 L) | WA-VEX (1.2 L) | ||
バッテリー容量 | 4.08 Ah / _____ kWh | 6.5 Ah / _____ kWh | 4.3 Ah / 0.764 kWh | 4.3 Ah / 0.764 kWh | ||
サイズ (全長x全幅x全高) |
4,695 x 1,730 x 1,925 | 4,490 x 1,825 x 1,620 | 4,180 x 1,765 x 1,580 | 3,995 x 1,695 x 1,620 | ライズは4m以下で フェリーが安い |
|
タイヤサイズ | 205/60R16 (2WD:205/55R17) |
225/50R18 (S:215/60R17) |
215/50R18 (G:205/65R16) |
195/60R17 (G:195/65R16) |
上級グレードは、 どれも大径 |
|
シート ヒーター |
前席 | ○ (快適利便 パッケージHigh) |
○ (標準) |
○ (標準) |
○ (標準) |
前席は全て合格 |
後席 | ○ (快適利便 パッケージHigh) |
× | × | × | 後席は、 ヴォクシーだけ |
|
ステアリング ヒーター |
○ (快適利便 パッケージHigh) |
○ (寒冷地仕様) |
○ (標準) |
× | ライズだけOPもない | |
AHS/ADB | ○ セットオプション |
× (設定なし) |
○ (Z/AdventureでOP) |
○ (Zで標準) |
カロクロだけない | |
パワー ウインドウ |
全席オート | 全席オート | 全席オート | 運転席のみ | ライズだけ手動 |
※横スクロールできます
トヨタ・ヴォクシー HYBRID S-Z E-Four ⇒公式サイト
ここが○
- 要望の機能が全て入る
- 後席シートヒーター、ステアリングヒーター、AHS、LTAなどなど
ここが×
- 価格が高すぎる(ハイブリッド+E-Fourで500万円超)
- ヴォクシーの場合は4WDが必須(魔の坂 対策)
- ヴォクシーからの乗り換えだと新鮮味がない
- ユニバーサルステップが左側にしか付かない(高齢者は左から乗降する必要があり意外と不便。機構的に右側にも付けられるはず。今後に期待)
- どうせヴォクシーのハイブリッドにするのなら、全固体電池など技術革新を待ちたい
- プラグインハイブリッドにも興味あるけど、さらに高価になるだろう
トヨタ・カローラクロス HYBRID Z E-Four ⇒公式サイト
AHS(アダプティブハイビームシステム)がないのが残念。
2023年秋に仕様変更するらしいので、AHS搭載に期待。
※2023年5月時点でオーダーストップ
ここが○
ここが×
- AHSがオプションすらないのはダメ(2023年秋の仕様変更に期待)
- Zグレードだとホイールでかすぎ(18→17にインチダウンしたい)
- 後席シートヒーターがない(ヴォクシー以外は全滅)
トヨタ・ヤリスクロス HYBRID Z E-Four ⇒公式サイト
機能や装備はよいが、デザインが好みでないのが致命的。
インドネシア版ヤリスクロスのデザインで販売してくれないものか。
※2023年5月時点でオーダーストップ
ここが○
- 後席にアームレストがある(4:2:4分割可倒リアシート採用)
- シートヒーター&ステアリングヒーターがある
- AHS(アダプティブハイビームシステム)がある(Zでオプション)
ここが×
- デザインが好みでない(なぜGR86に寄せたのか?)
- 後席用エアコン吹き出し口がない
- 後席シートヒーターがない(ヴォクシー以外は全滅)
- 後席用USB電源がない
- 後席にリクライニング機構がない
- GグレードだとAHSを選択できない
- Zグレードの内装(茶系)が好みでない
- Zグレードだとホイールがでかすぎ(18→16にインチダウンしたい)
Gグレードは16→18インチのメーカーオプションあり
トヨタ・ライズ HYBRID Z ⇒公式サイト
良くも悪くもダイハツ車。ステアリングヒーターが全車ないのはなぜか。
たまに高速道路のロングドライブをするため、LTA(LKC)の精度が悪いのは許容しがたい。
ここが○
- デザインはわりと好み(いかにもSUVって感じ)
- 全長4メートル以下(フェリーの料金が安くなる)
- 後席にリクライニング機構がある(2段階)
ここが×
- ステアリングヒーターがない(ダイハツ車は設定ない?)
- 後席用エアコン吹き出し口がない
- 後席シートヒーターがない(ヴォクシー以外は全滅)
- 後席にアームレストがない(ヤリスクロスのように4:2:4分割シートがほしい)
- パワーウインドウのオート機能が運転席のみ(ダイハツ車は設定ない?)
- AHS(ADB)のためには、Zグレードを選択する必要がある
- Zグレードだとホイールがでかい(17→16にインチダウンしたい)
- ハイブリッドに4WDがない(試乗車で魔の坂を登れたけど、やはり4WDがほしい)
- LKCの精度が悪い(車線内をフラフラするらしい)
ダイハツ・ロッキー Premium G HEV ⇒公式サイト
車の良し悪しはライズと一緒だけど、その他の要因で選択する理由がない。
ライズやレックスのOEM元(オリジナル)なのだから、差別化をしてほしい。
例えば、Gグレード(17インチ)で、Xグレード(16インチ)のホイールを選択できるようにするとか。その逆もしかり。
ここが○
- デザインはライズ同様に悪くない(いかにもSUVって感じ)
ここが×
- ハイブリッドモデルがない
- 4WDモデル(ガソリン)がない
- トヨタモビリティのような「洗車サービス」がない
- ライズよりリセールバリューがよくない
スバル・クロストレック Limited ⇒公式サイト
比較対象にはしてなかったけど、店舗で実車を確認したので追加しとく。
ここが○
- デザインが一番好み(外装&車内のカーボン柄がどストライク!)
- 車間設定スイッチに「長→短」と「短→長」の2つがある
ヴォクシーは「長→短」しかないので、「短→長」にするのに何回もスイッチ操作が必要で面倒(やっぱいろんなメーカーの車を確認するのが重要) - 後席用センターアームレストが装備されている
- シートヒーターあり(しかも物理スイッチ)
- ステアリングヒーターあり(レヴォーグにもないのに)
ここが×
- パワーウインドウのオート機能が運転席と助手席のみ
開閉中、片手運転を強いるのは安全安心を謳うスバルとしてどうなんでしょう? - 後席にエアコン吹き出し口がない
カローラクロスはHYBRID G E-Fuor(280万円)でも装備してるので、せめてLimited(330万円)には付けてほしい - 後席のリクライニング機構がない(せめて2段階だけでも入れてほしい)
- サブトランク(下収納)に三角停止板すら入らない
パンク修理キット(修理剤)を別の場所に移動して、三角停止板の収納スペースを確保すべき - オートビークルホールド(AVH)がタッチパネル操作
VN系レヴォーグ以降、多くの人から指摘されているのに、いまだに改善しないってどういうことでしょう。AVHも物理スイッチにすべき - Limitedだとタイヤが18インチとでかすぎ
Touringにすれば17インチにできるけど、「アレイ式アダプティブドライビングビーム」や「デジタルマルチビューモニター」をオプション装備すると、Limitedの方がお得になる
比較検討の結果
100点満点の車はないってことで、しばらく待つことに。
ライズのコスパフォが素晴らしいけど、いかんせんダイハツ車。
ステアリングヒーターや全席オートパワーウインドウが採用されているダイハツ車を見たことないので期待薄。LKCの精度はソフトウェアのアップデートで改善してほしいところ。
タイヤ&ホイールについて
共通する事項として、装備優先にすると上級グレードになり、もれなくバカでかいホイールになるのが気になった。乗り心地&コスト優先のユーザーもいるので、オプションで標準グレードの小さいホイールも選択できるようにしてほしい。
後席シートヒーターについて
今回比較した車種の中で、後席シートヒーターが全滅だったのは意外。
SUVだとハリアーやRAV4の上級グレードでないと付かないようです。
やっぱヴォクシーって高級車なのかも。オットマンまで付いてるし。
追記 2023年6月23日
トヨタが2027年に全固体電池の実用化を発表しました!
- 現在のEV車:30分の充電で100km走行
- 全固体電池:10分の充電で1,000km走行
これが実用化されたらHV車は不要かもしれない。
現在のEV車は、一度バッテリーが減ってしまうと、「30分充電→1時間走行→30分充電」と無限ループにハマる。10分の充電で1,000km走行ならHVやガソリン車以上の使い勝手。
ということで、車の買い替えは2028年になるだろう。あと5年か。