カルです。
マキタの充電式クリーナー14.4V(CL142FD)の互換バッテリーがいかれたので、ついでにモーターも入れ替えて、18V化をしました。
2024年現在、18Vバッテリーより14.4Vバッテリーの方が価格が高いので。
参考)Enelife マキタ14.4V互換バッテリー(6,900円)
マキタ14.4V互換バッテリー
▲2018年に購入したマキタ BL1430互換バッテリー2018年購入品(2,399円)
分解用にベッセル 電動 ボールグリップとアネックス ヘクスローブを用意しました。
▲分解してみましたが、なんとシンプルな基盤だこと。セルの個別監視をしているようにはみえない。
▲セルには何も印字なし。とはいえ、6年も使えたと思えば十分かも。
▲ちなみに、ラベルには、Waitleyの文字が・・・本当でしょうか。
今回、新たに購入した、互換バッテリーはWaitleyにしました。
互換バッテリーの比較
▲左が偽物Wailleyの14.4V互換バッテリーで、右が本物のWaitley 18V互換バッテリー(3,599円)
どちらも3.0Ahですが、だいぶコンパクトになりました。
▲ラベルの比較。本物のWaitleyは日本語表記になっています。
Wailleyのフォントもそっくり。
マキタクリーナー14.4V→18Vにアップグレード
▲モーターアッセンブリ(125932-1)は、ヨドバシカメラで2,400円で送料無料。
最近のヨドバシカメラって実はすごいです。(ビックカメラや楽天市場が送料有料化しているなか、送料無料を貫いているので)
▲右側のネジを外すだけで、簡単に分解できました。
ネジが多いので、ベッセル 電動 ボールグリップを持っててよかった。
▲モーターの端子はハンダ付けされていませんでした。よかった。
2010年購入の中身にしては、意外とキレイ。
▲このモーターを交換するだけで18V対応になります。
▲一部に割れを見つけました。接着剤で補修します。14年の使用で割れはここだけでした。
▲排気フィルターはボロボロでクリーニング不可でした。
▲とりあえず、排気フィルターは取り外しました。接着剤がこびり付いて剥がすのが大変でした。この作業が一番時間がかかった。
こちらもヨドバシカメラで販売(排気フィルター 424209-4)していますが、1個297円と高いので、ホームセンターで代替品を購入した方がいいかな。
電源コネクターの加工
▲参考)18Vのコネクター部。左手前の出っ張りがありませんが、
▲14.4Vのコネクターは、左手前に出っ張りがあります。
この出っ張りがあることで、14.4Vモデルに18Vバッテリーが物理的に装着できないようになっています。安全のための策でしょう。
逆に、18Vモデルには、14.4Vのバッテリーを装着することができます。パワーは弱いでですが、こういう互換性があるのがマキタの素晴らしいところ。
▲ということで、ルーターで出っ張りを削りました。ダイヤモンドで削りまくり。
▲出っ張りがなくなりました。これで18Vバッテリーを装着することができます。
▲ということで、18V化の改造が完成しました。
マキタ14.4V改18Vクリーナーの感想
試運転してみると、めちゃくちゃパワーがあがりました。
マキタ謹製の18Vモデル(CL182FDZW)と比較してもパワーもりもりです。
排気フィルターがなくなった影響もあると思いますが、その代わり爆音になりました。
モーター(2,400円)+18V互換バッテリー(3,599円)で、合計5,999円でパワフルな18Vクリーナーに生まれ変わりました。おすすめ(ただし自己責任)