カルです。
2年前に、『セレナ』から『ヴォクシーHV ZS煌』に乗り替えましたが、これはあくまで「つなぎ」のクルマです。7年落ちセレナの買取価格が付く時に乗り替えた方がよいという判断。(2011年式セレナが111万円で下取りされた)
そして、次のクルマは、ACC付きの次期ヴォクシーを検討してたわけですが、2020年10月時点でまだ発表されないなーと思ってたら、伏兵が現れました。それはスバル レヴォーグです。
ということで、10月15日発表予定の新型レヴォーグの検討をしてみました。
そろそろミニバンでなくてもよい?
新型レヴォーグは『アイサイトX』や『4WD』だとか、車自体の魅力もありますが、そろそろミニバンを卒業していい頃かなと。
これまで、エスティマ、セレナ、ヴォクシーとミニバンを乗り継いできました。そして、長距離移動の際に子供を大人しくさせるために後席モニターを付けてました。(トムとジェリーのBGMを聞きながら運転してました)
気が付けば子供はもう中学生。後席モニターでアニメなんか観るより、自分のiPhoneをいじくり回してる。また、中学生になれば、スライドドアでなくても問題なし。ちゃんと開ける時に気を付けてくれる。
また、多人数が乗れるのもミニバンのメリットでしたが、それも今や年1回あるかないか。(今はコロナの影響でそれすらなくなった)
あと、ミニバン系の高速道路の乗り心地も気になってました。ヴォクシーの後席は、ロングスライドでかなり後方に移動できるのですが、そうすると高速走行時に後輪の突き上げをかなり強く感じるのです。(アル・ヴェル系なら後ろの乗り心地もいいんでしょうが、ノア・ヴォク系はダメです)
スバル レヴォーグの魅力
レヴォーグの魅力は、やはり『アイサイトX』ですが、『ワゴン』というのが重要な要素です。
うちはコストコによく行くので、ミニバンからの乗り換えで大量の荷物を積めなくなるのは困ります。また後席のヘッドクリアランスもほしいので、ワゴンタイプが必須。
- ワゴンなので、大量に荷物を積める
- ワゴンなので、後席のヘッドクリアランスもある
- ワゴン専用ボディ(セダンタイプがない)
- 全グレード4WD(2WDモデルがない)
- 後席用エアコン吹き出し口が追加(前モデルにはない)
- 後席もリクライニングがある(ミニバンほどではない)
- 全車アイサイト搭載(もちろんACC付き)
- アイサイトXがすごい
アイサイトXのハンズオフ
そして『アイサイトX』の魅力の一つは、ハンズオフだと思います。
当初は、日産のプロパイロット2.0のように、完全なハンズオフ運転ができなくてガッカリしましたが、スバル営業さんいわく、実際、「高速のハンズオフ運転って疲れる」と言われ、なんか納得。
確かに現状は、あくまで運転支援なので、ハンズオフできるとはいえ、ずっと前方を監視していなければならず。西日の太陽で誤動作する可能性もあるし、変な車が強引な割り込みをしてこないとも限らない。そういうことを想定して、常に目を光らせておくって、意外と大変じゃないか。
今回の『アイサイトX』のハンズオフは渋滞限定(50km/h以下)なので、それで十分なのかもしれない。
新型レヴォーグの気になるところ
では、新型レヴォーグが100点満点かというと、そうでもなく。
(発売前なので、ネタ元はネットの情報です)
- AVH(オートビークルホールド)が独立した物理スイッチではなく、ソフトスイッチになった
- AVHは、キーONのたびに有効にする必要がある
- 渋滞時ハンズオフアシストが50km/hまで(BMWは60km/hまで)
- STIモデルの内装カラーが微妙(ボルドーブラック)
これらは、あくまでプロトタイプの情報なので、量産車では改善されている可能性もある。というか改善してほしい。
特にAVHスイッチは重要。現在の車(ヴォクシー)は、ヒルスタートアシストが付いてるので、何もしなくても坂道で効いてくれるから便利。
一方AVHは、車に乗るたびに、AVHをONにするって面倒でしかない。旧レヴォーグやXVだと、独立したAVHスイッチなので、年次改良(B型以降)で、とっとと変更されるところだと思う。
グレードはSTI Sport EX
次にレヴォーグのグレードを検討してみた。アイサイトXに限定すると以下の3つ。
- GT EX:348万7000円
- GT-H EX:370万7000円(+22万円)
- STI Sport EX:409万2000円(+38.5万円)
妻と身長差があるので、「シートポジションメモリー機能」が便利なのでGT-H EXかSTI Sport EX狙いです。
レヴォーグでサーキットなんて走ることもないから、GT-H EXで十分だろうと考えてましたが、いまはSTI Sport EXに傾いています。これまでのSTIモデルと異なり、足回りがただ固いだけではなく、電子制御ダンパーによって、逆に乗り心地をよくするモード(コンフォート)があるからです。
GT-H EXとSTI Sport EXの差額は38.5万円です。本革シート(11万円相当)、ドライブモードセレクト、外装がSTIスペシャルになるわけですが、今回のSTIモデルは、スバル初の電子制御ダンパーを採用してるので、STIモデルのリセールバリューは、旧レヴォーグの比ではないとい考えます。
実際、STI Sport EXにしたら、サーキットに行く可能性もなくもない。
スバル営業所に対する不満
最後に、車ではなく、スバルの営業所に対する不満(というか希望)。
トヨタでは、メンテナンスパックを購入した人は、年6回のWAX洗車が無料になるサービスをやっています。ミニバンは背が高い(洗車しにくい)ので、このサービスがめちゃめちゃ助かってます。
スバルに同じような洗車サービスがないのか確認しましたが、現状やっていないようです。一生懸命、「定期点検の際は洗車します!」とか言ってましたが、それはトヨタでも同じです。また「洗車目的で営業所に来られても対応しきれない!」とか、残念な言い訳ばかり。
それをいうなら、スバル以上に車を販売しているトヨタはもっと大変ですよ。
トヨタの洗車サービスは、基本土日で予約制となっており、しかも洗車スタッフとして、アルバイトを雇ってたりします。(どうしても平日に洗車したい場合は社員が対応)
この洗車サービスのおかげて、2か月に1回は営業所に足を運ぶことになり、洗車の間に新型車などを見たりして、いいサービスだと思います。さすが世界のトヨタ。
スバルでも、ぜひやってほしいサービスです。