カルです。
最近、モバイルバッテリーを購入したばかりですが、また購入しました。
先月購入したモバイルバッテリーは、ワイヤレス充電が使えない(横向き限定で時間もかかる)ので、結局、USB-C→LightningケーブルでPD充電をしてました。
ならば、ケーブル内蔵のモバイルバッテリーの方が便利でね!?ということで、プライムセールで購入しました。
今度のは、Petasonienの モバイルバッテリー、プライムデー価格で2,998円。
USB-CとLightningケーブルが内蔵されています。さらにACプラグも付いてるので、モバイルバッテリー自体を充電するのも大変便利な製品です。
今回は、ちゃんとPSEマークもありました。こうでなくては。
日本でモバイルバッテリーを販売するのならPSEマークは必須です。前回買ったモバイルバッテリーは何のだろうか・・・。
ところが、今回のモバイルバッテリーも微妙な点が3つありました。
内蔵Lightningケーブルが独自仕様
なんとなんと、本体内蔵のLightningケーブルが独自仕様でした。
microUSBとLightningがリバーシブルになってます。
取扱説明書によると、
- MマークがmicroUSB
- iマークがLightning
だそうです。こんなケーブルはじめてみた。
Lightningなのに向きを間違えると充電されないという、Lightningケーブルの利点を完全否定しています。
また、microUSBの方も問題あり。
microUSBって、機器によって上下が逆だったりするのですが、正規のコネクターなら目視で判断がつくのに、こちらの独自ケーブルは、逆向きにも刺さるので、刺してみないとわからない。
microUSBとLightningのいいところどりを狙ったのに、デメリットしかない。
内蔵LightningケーブルはPD非対応
次の残念ポイントは、この内蔵Lightningケーブルだと、PD充電になりません。
普通の急速充電(5V3A)です。Apple標準の充電器(5V1A)よりは速いのですが、PD充電の30分で50%の急速充電には遠く及びません。
ということで、iPhoneをPD充電するには、別途、USB-C to Lightningケーブルを用意する必要があり、なんのために、この製品を選んだのやら。
せっかくLightningケーブルを内蔵しているのだから、PD対応してほしかった。
内蔵ACプラグによる充電はPD非対応
最後の残念ポイント。
モバイルバッテリー自体をPD充電するには、別途、PD出力対応の充電器を用意して、そこからUSB-C接続しないといけません。
内蔵のACプラグ(AC100V)から充電した場合、普通の急速充電(5V3A)です。満充電まで3.5時間かかるそうです。
せっかくACプラグを内蔵しているのだから、こちらもPD対応してほしかった。
次のモバイルバッテリー
ということで、次のモバイルバッテリーに求めること。
- 正規のLightningケーブルが内蔵されている
- 内蔵LightningケーブルによるPD充電ができる
- 内蔵ACプラグによるPD充電ができる
今のところ、これら条件を全てクリアするモバイルバッテリーは見つかってません。
似たような仕様の製品が多いこと。おそらく同じチップを使ってるんでしょうね。
もしも、Appleが「PD充電対応Lightningケーブル内蔵モバイルバッテリー」を販売してくれたら多少高くても絶対に買うのに。